「国際中医薬膳指導師」加藤ゐくこ先生
山椒の辛味で発汗、湿をだす真夏こそおすすめ ベジの四川麻婆豆腐
《材 料》4人
木綿豆腐 2 丁 長ねぎ15cm(微塵切り)しめじ 100g(ほぐしておく)
A 山椒の実 大2、1/2 (苦手の方は少量に:1.1/2)
B にんにく、生姜各1片( みじん切り) 豆板醤 大さじ1
C 甜面醤 大さじ1 山椒粉 小1, 胡椒 少々
醤油大2 薬膳だし汁 1,1/2C、みりん大さじ1
D 葛粉 大さじ2、水大さじ4
ごま油 大3、
E 胡麻油大1、刻みねぎ、ニラ 各大さじ2
《作り方》
①豆腐はふきんに包んでまな板に挟み1時間ほど放置した後、横半分に包丁を入れてから1、5cm角の菱形に切っておきます。
②よく焼いた中華鍋にごま油大3を温め、Aをカラカラになるまで炒めて香りを出して,山椒の実を取り出し、Bを加えて良く炒め、しめじを加えて香ばしく炒め、Cと豆腐を入れて5分ほど煮込み豆腐に味をしみこませます。
④Dでとろみを付けて一煮立ちさせ、最後にEを加えて仕上げます。
★中国 四川省に古くから伝わる豆腐の煮込み料理。
●山椒の実:舌先にしびれるような辛味が残る、温性の香辛料。
性 味 : 辛、温(熱)
帰 経 : 脾、胃、肺、腎
効 能 : 散寒止痛、解毒駆虫、
・ 胃腸系を温めて機能を促進する、湿を除く、止痛する。寄生虫を下す
消化器を温め、食欲増進、発汗、利尿鎮痛、解毒などの効果が期待できる夏の暑さを解消するおすすめ食材。
★自家製:甜麺醤・テンメンジャンの作り方
《材 料》 味噌(豆味噌)200g 本みりん大5、料理酒大1
ごま油 大2(最後に加える)
《作り方》材料を混ぜて中火で混ぜながら練り、そのまま3~4日置くと発酵がすすみ、味が円やかになりおいしくなる。
★テンメンジャンは、中華の甘味噌で肉や野菜の炒め物、煮物、麺類(担担麺)、豆腐料理(マーボー豆腐)などの調味に欠かせない調味料です。
2021年7月 加藤ゐくこ family62 無断コピー、転載を禁止いたします。