当店を監修してくださっている西島先生の共著
【台所薬膳~身近な食べ物一二五種の薬効を活かす~(万来舎)】から、
薬膳について紹介させていただきます。
三千年以上の歴史を持つ薬膳
バランスのよい食事をとることで病気を予防したり、
治したりするという医食同源の思想は、約三千年前に中国で生まれました。
当時から中国は、食べ物や薬用食物の中で元気な体づくりや、
不老長寿に役立つものを「上品(じょうぼん)」と読んで一番大切なものとして扱っていました。
医者の地位では「食医」という皇帝の毎日の食事を管理する医者を最高ランクに位置づけていました。
それは、毎日、こまやかな食事管理を行うことこそ、
病気にならない体づくりの基本と考えていたからです。
さらに食べ物は私たちの体づくりに役立つばかりではなく、
健康増進や美容、病気治療の補助治法に役立つさまざまな効能が秘められていることがわかってきました。
理論の基本の効能を効率よく活かして生活に取り入れたのが「薬膳」です。
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皆様からは、薬膳料理を取り入れたいけど「どう調理していいかわからない」と言った声が多く寄せられます。
そう言った声から、【おうちで薬膳レシピ】にて、
レシピを紹介しております。
また、今回紹介している【台所薬膳】の本にも、沢山のレシピが掲載されてますので、参考にしてみてください~